PRODUCTS / ENGINEERING SOFTWARE

設計実務のなかで生まれた、
解析・照査ソフトウェア。

ランドプラスは、上下水道施設の耐震解析・補強設計を主業務としながら、実務で繰り返し発生する計算・照査・図面作業を自社でソフトウェア化してきました。市販ソフトの置き換えではなく、実務担当者が本当に手を動かしている部分を自動化することを目的とした製品群です。

耐震解析断面照査骨組解析地盤応答解析FEMメッシュ生成計算書自動作成

本ページの位置づけ

掲載している製品は、いずれも当社の実務のなかで開発・使用してきた社内ツールを基盤としています。ご提供にあたっては、対象業務・照査方針・動作環境の確認が必要となるため、価格・提供形態は個別のお見積りとさせていただいております。まずは「どの作業を効率化したいか」からご相談ください。

01 / OUR APPROACH

設計会社が、設計のためにつくったソフトウェア

汎用ソフトの隙間に残る「手作業」を埋めることを設計思想としています。

POINT 01

実務の手順をそのまま実装

社内で長年使ってきた Excel 計算シートや、時刻歴 CSV の手作業整理といった実際の作業手順を出発点に開発しています。「汎用機能が多い」ことではなく、「その業務が終わる」ことを基準に機能を決めています。

POINT 02

理論解・手計算との対比検証

各ツールに検証スクリプトを用意し、閉形解(片持ち梁のたわみ、Chang の式、Euler 座屈荷重、物部・岡部の土圧など)や、移行元の Excel シートの計算値との一致を確認したうえで運用しています。

POINT 03

計算書まで自動で出力

解析して終わりではなく、断面図・断面力図・照査表を含んだ計算書を自動生成します。提出物の体裁づくりに費やしていた時間を、技術的な検討そのものに振り向けることができます。

02 / PRODUCT LINEUP

製品ラインアップ

用途別に 3 つのカテゴリーで構成しています。相互にデータ連携し、上流の解析結果をそのまま下流の照査へ引き渡せます。

地盤・動的解析シリーズ

GROUND & DYNAMIC ANALYSIS

レベル2 地震動に対する地盤応答解析、地中構造物の動的解析、その前処理までを担当します。

受託解析でのご提供
LP-Dynamic
地盤・地下構造物 耐震解析支援ツール

1次元地盤応答解析(線形・等価線形・全応力非線形)、地中ボックスの応答変位法、2次元非線形の地盤-構造物連成解析までを 1 つの環境で扱います。市販ソフトの置き換えではなく、照査結果の妥当性を別解で確認するための検証系ツールとして位置づけています。

  • 周波数領域(等価線形)と時間領域(Masing 型履歴)の両方式に対応
  • 地中ボックスの応答変位法を L1/L2 × 満水/空虚で一括実行し、支配ケースを自動判定
  • 2次元連成解析:M-φ 型の非線形梁、粘性境界+2E 入力、繰返し側方境界
入力
Excel テンプレート(地層・解析条件)/地震波テキスト
出力
Excel 計算書、深度分布図、断面力図
準拠
東京都水道局 耐震設計ガイドライン、道路橋示方書、共同溝指針
開発中/共同検証パートナー募集
LP-3D
池状コンクリート構造物 3次元耐震解析

配水池・浄水場水槽など、平面形状の影響が無視できない池状構造物を対象とした 3 次元動的解析ツールです。2次元モデルで代替した場合の側壁置換係数を自社で逆検証する目的で開発しました。汎用 FEM モデラー機能も併載しています。

  • 地盤ソリッド+シェル壁・梁柱、接触ジョイント、粘性境界+2E 入力
  • 内水は Westergaard 付加質量として考慮
  • 2D/3D 比較検証済(遠方地表 PGA 比 1.02、L/H の増加に伴い 2D 解に漸近)
入力
JSON モデルファイル、地震波
出力
Excel/PDF 計算書、変形アニメーション、DXF、Nastran BDF
備考
規模上限あり(自由度・計算時間について要相談)
開発中
LP-1D
1次元地盤応答解析(等価線形/時刻歴非線形)

公開されている解析手法の考え方を参照し、当社が独自に実装した 1 次元地盤応答解析ツールです。等価線形法と、Masing 則+過剰間隙水圧を考慮した時刻歴非線形法を、共通の GUI から実行できます。

  • 等価線形:周波数領域の重複反射理論
  • 非線形:集中質量せん断柱+中央差分、液状化に伴う剛性低下を考慮
  • 波形処理・1次元/2次元結果の作図までを統合
入力
地層データ、地震波(道示 L2 標準波を含む)
出力
地盤モデル表、最大応答値の深度分布、報告書用作図
備考
公開プログラムの改変版ではなく、独自実装です
提供可
LP-Wave
地震波・地盤定数 前処理ツール

動的解析に入る前の、地味で手間のかかる前処理をまとめて片づけるためのツールです。社内で使われていた複数の Excel シートを 1 本化しました。

  • 波形フォーマット変換(CSV/空白区切り/1列 ⇄ 固定書式 8F9.3)
  • 加速度応答スペクトル(Nigam-Jennings 厳密解、多重減衰定数)
  • Rayleigh 減衰係数、Ramberg-Osgood パラメータ、地盤種別・TG 算定
入力
加速度時刻歴(CSV/テキスト)
出力
変換波形ファイル、HTML 計算書(SVG グラフ内蔵)
検証
移行元 Excel の計算値と 1e-4 精度で一致(52 項目)
提供可
LP-MESH
CAD 断面図からの FEM 解析モデル自動生成

地質断面図の CAD データを読み込み、地層ごとに構造格子メッシュを自動生成します。手作業で数日かかっていたモデル化を、実測で数十秒まで短縮しました。

  • 線種・色による地層/構造物輪郭の自動判別、構造物部は空洞として除外
  • 要素寸法は Kuhlemeyer & Lysmer の波動伝播条件(Δh ≦ Vs/(n·fmax))で決定
  • 粗/標準/細の 3 モデルを生成して収束性を確認可能
入力
DWG/DXF 地質断面図
出力
解析モデル図(DWG/DXF)、節点・要素テキスト、品質確認 Excel
準拠
道路橋示方書V(N 値-Vs)、水道施設耐震工法指針・解説
提供可
LP-近接
近接施工影響解析(2次元 FEM)

掘削・盛土に伴う既設構造物への影響(沈下・不同沈下・傾斜・水平変位)を段階施工 FEM で予測し、管理値との照査まで自動で行います。

  • Mohr-Coulomb 相当の Drucker-Prager 弾塑性、引張カットオフ付き
  • 段階掘削・盛土・部材設置/撤去、切梁バネに対応
  • 近接程度(無条件/要注意/制限範囲)の自動判定
入力
プロジェクトファイル(JSON)、パラメータファイル
出力
HTML 計算書(変形図、降伏状態図、地表面沈下分布、壁体 BMD)
検証
閉形解・自己釣合いなど 21 項目

断面照査シリーズ

SECTION VERIFICATION

解析結果を受け取り、断面照査から計算書作成までを自動化します。

提供可
LP-照査
動的解析結果 一括照査

動的解析から出力される断面力の時刻歴 CSV をフォルダごと読み込み、応答値の抽出から L2 曲げ・せん断照査、計算書出力までを一括で行います。「CSV をリネームして Excel マクロで合体し、照査表に貼り付ける」という従来の手順を丸ごと置き換えるツールです。

  • 抽出方式は同時値(|Mz| 最大時刻)/各成分包絡の 2 通り
  • 常時・L1 は許容応力度法、L2 は等価応力ブロックによる曲げ耐力
  • せん断は棒部材式(βd・βp・βn)、破壊モード判定付き
入力
時刻歴 CSV フォルダ、静的結果表 CSV
出力
HTML 計算書、照査結果 CSV
検証
移行元 Excel との対比を含む 66 項目
提供可
LP-RC
RC 断面計算・配筋図作成

矩形・T 形・円形・円環断面の軸力+曲げ照査を行い、計算書に加えて配筋図(DXF)と A3 図面まで出力します。他製品の断面照査エンジンとしても共用されています。

  • 許容応力度法(応力度・ひび割れ・終局)+ H29 部分係数法
  • N-M 相関図、3次元配筋の確認表示
  • R12 DXF 配筋図(レイヤ分け)、鉄筋加工表付き A3 図面
入力
プロジェクトファイル(JSON)/他製品からの断面力取込
出力
HTML 計算書、DXF、A3 図面
準拠
道路橋示方書Ⅲ・Ⅳ、許容応力度法
提供可
LP-補強
耐震補強照査

耐震診断で NG となった部材に対する補強検討を、3 つの工法について照査します。実案件の Excel 計算シートから移植し、1e-6 精度で一致を確認済みです。

  • ジベル筋照査(増厚部の接合面せん断)
  • 後施工アンカー引張照査(降伏・コーン・付着の 3 モード)
  • 炭素繊維シート巻立てによるせん断補強
入力
プロジェクトファイル(JSON)
出力
HTML 計算書(NG 箇所を赤表示)
準拠
道路橋示方書(保有耐力法)、鉄道構造物等設計標準 開削トンネル
開発中
LP-Param
設計データのパラメータ化・照査自動化基盤

国土交通省 BRIDGE 施策で進められている「土木設計データのパラメータ化・設計照査のオートメーション化」に対応するための、ソフト非依存な中間ファイル形式と参照実装です。1 つのパラメータファイルから、禁則照査・3次元モデル・断面 DXF・構造計算までを一気通貫で実行します。

  • 躯体形状・位置・材料・配筋・外力の 5 分類でパラメータを定義
  • 対応工種:ボックスカルバート、配水池、逆T式橋台
  • 水道施設は同施策の対象外工種であり、当社独自の拡張領域
入力
パラメータファイル(JSON)
出力
3次元モデル(OBJ)、断面 DXF、照査結果
備考
仕様は検討段階です。共同検討のご相談を歓迎します

骨組解析シリーズ

FRAME ANALYSIS

他製品の解析エンジンとしても機能する、汎用の骨組解析ソルバーです。

提供可
LP-骨組2D
平面骨組解析

微小変位理論・直接剛度法による 2 次元骨組解析。断面力・変位・反力を求め、断面力図つきの計算書を出力します。表形式の入力欄は Excel とのコピー&ペーストに対応しています。

  • 集中・分布・温度・強制変位など各種荷重、変断面・剛域に対応
  • 理論解との対比 30 項目で検証
入力
プロジェクトファイル(JSON)/Excel からの貼り付け
出力
HTML 計算書(断面力図 SVG 内蔵)
提供可
LP-骨組3D
3次元骨組解析

軸力・2軸曲げ・ねじりを考慮した 12 自由度梁要素による 3 次元骨組解析。線形解析から Pushover、固有値・応答スペクトル、時刻歴応答、座屈・大変位までを段階的に扱えます。

  • Pushover(増分塑性ヒンジ)、板要素(Mindlin 板)
  • Newmark-β 時刻歴、Rayleigh 減衰、多点地震動入力
  • Euler 座屈荷重・弾性解などの閉形解と対比検証済
入力
プロジェクトファイル(JSON)、地動加速度 CSV
出力
HTML 計算書、LP-RC への断面力受渡し
03 / SPECIFICATIONS

動作環境とご提供形態

項目内容
対応 OSWindows 10/11(64bit)
実行環境Python 3.10 以降。導入時に当社にてセットアップを行います
計算書の形式HTML または Excel。PDF はブラウザ/Excel からの印刷出力となります
外部ソフト製品により CAD(DWG 変換)や Excel が別途必要です。詳細は個別にご確認ください
ご提供形態① 年間ライセンス(社内利用)/② 受託解析としてのご利用/③ 貴社業務に合わせたカスタマイズ・共同開発
価格対象製品・利用人数・カスタマイズ範囲により異なるため、個別お見積り
サポート導入時説明、操作に関するご質問対応、不具合修正。範囲と期間は契約時に定めます
04 / PROCESS

ご導入までの流れ

01

お問い合わせ

効率化したい業務、現在お使いのソフト、対象施設をお知らせください。

02

デモ・適合確認

実際の画面と出力計算書をご覧いただき、貴社の照査方針に適合するかを確認します。

03

試用・検証

過去案件のデータで試算し、既存の計算結果と突き合わせて妥当性をご確認いただきます。

04

ご契約・導入

提供形態を決定し、セットアップと操作説明を行います。

05 / NOTES

ご利用にあたってのご注意

免責および適用範囲について

  • 各製品は設計実務の支援を目的としたものであり、計算結果の妥当性および設計判断の最終的な責任は、ご利用者に帰属します。
  • 内蔵している基準値は代表値です。実際の業務では、適用する基準・年版・発注者の照査方針に応じて必ずご確認ください。
  • 各製品には対応範囲の制限があります(構造形式、地盤条件、荷重ケースなど)。適用可否は事前にご確認ください。
  • 各製品は常時・レベル1 地震時(許容応力度法)を主な対象としており、レベル2 地震動に対する照査は地盤・動的解析シリーズの対象となります。
  • 製品仕様および掲載内容は、改良に伴い予告なく変更する場合があります。

「この作業、自動化できませんか」からご相談ください。

製品のご紹介だけでなく、貴社の業務手順に合わせたカスタマイズや、新規ツールの共同開発にも対応しています。デモンストレーションと試用のご依頼も承ります。